ニコニコしないニコマスはお嫌いですか?

ニコニコできないアイマスMADに未来はにい - はじめてのC お試し版

PV方向からのアイドルマスターMAD

元々MADって言うのは笑いの要素のために作られていた。
そこからするとアイドルマスターMADっていうのは非常にいびつな存在だ。
元々はPVの再現(もしくはそのものの制作)から来ている物が多い。
むしろアイマスMADは日本発祥のMADというより海外で生まれたAMVに近いように思う。
ここでのアイドルはそのままアイドル―つまりは結局のところ「偶像」だ。

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架空戦記としてのアイマス架空戦記MAD

正直ここらへんはわからん(ぉぃ
基本的にはプレイ動画の延長とからの延長、でいいのかな。
プレイヤー視点というよりキャラクター視点にアイドルを乗せた物が多い。
新たな視点―言ってしまえば「カメラ」としての役割をアイドルが担ってる。

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自己表現としてのNovelsM@ster、アイマス教養講座

NovelsM@sterの制作者はPV、架空戦記双方からの流入がかなりある。
一方iM@s教養講座はけっこう新規参入者が多いように見受けられる
見ていて思うのはどちらも「書きたい」「伝えたい」というエネルギーをダイレクトに与える物が多い、ということだ。
Blogで書いたりする事と同じ空気があるように思う。
言ってしまえばPの「代弁者」としてアイドルが存在する。

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表現におけるニコマス

世の中全てが「ニコニコ」(ここで言う「ニコニコ」というのは笑える、とかそういうはじCさんの定義ね)できるわけじゃない。
音楽PVにはそれら「メッセージ性」を付加した物が多々ある。
自然発生的にニコマスP達はこの「メッセージ」というものを動画に付加するようになってきた。
          或いは「喜び」を
          或いは「怒り」を
          或いは「悲しみ」を
それらを包み込む愛、
          或いは「楽しみ」を。
なんでもできる。
これだけの自由度がニコマスの世界、ニコマスフィア*1にはある。
そのうねりがそのままニコマスフィア全体に広がって行ってるのが現状なのかもしれない。
全ての要素がニコマスには詰まっている。

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他との比較

MMDはすごいよ。それは事実だ。
だがボカロ全体だと本当に「ニコニコ」してるかな?
むしろアイマス以上に「ニコニコ」していないと思うんだ。
曲としてネタ曲に走る人って結構少ないよ?piapro見てもそれは思う。
PVでネタなんかもっと小数。
一番ネタに走ってるのは東方かな?
まぁ、それを言ったらクリーチャーのたぐい(まぁ誤算家だなw)みんなそうだが。
ニコニコ動画はそんな懐が狭いとこであるとは思えないんだ。
ゆっくり好きな動画を見る、それだけでいいと思う。
私はそう思うけど。

*1:今作ってみた