なんと言えば良いのか……

p224より

「逃げろ、野兎!」

すべてこの言葉で吹き飛んだ。
それまでのミステリ的な何かが全てどうでも良くなったほど、この言葉は強かった。
たぶん、一巻からきっちり読んでいるからだろうけど……
正直、萌えとか、そういうものはどうでも良くなった。
なんだろう、この熱いものは。